02歌詞 解説
歌詞 解説
この曲が初登場するのは、一八八四(明治十七)年発行の「小学唱歌集第三編」が最初とといわれています。
翌年夏には、唱歌教科書の編纂や音楽教育を行っていた音楽取調所(現在の東京芸術大学)の全科卒業生を送る演奏会で歌われました。
当時は、お琴と胡弓(こきゅう)で伴奏が入っていたそうです。
「尋常小学唱歌」「新訂尋常小学唱歌」に登場はせず、そのころは「うれし」で始まる『卒業の歌』というのが流行っていたということです。
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歌詞はもちろん、作曲者についてなど、この有名な歌を掘り下げました。
この曲が初登場するのは、一八八四(明治十七)年発行の「小学唱歌集第三編」が最初とといわれています。
翌年夏には、唱歌教科書の編纂や音楽教育を行っていた音楽取調所(現在の東京芸術大学)の全科卒業生を送る演奏会で歌われました。
当時は、お琴と胡弓(こきゅう)で伴奏が入っていたそうです。
「尋常小学唱歌」「新訂尋常小学唱歌」に登場はせず、そのころは「うれし」で始まる『卒業の歌』というのが流行っていたということです。
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『仰げば尊し』が世に出るにあたっては、何人かの学者・作詞家がかなりの時間をかけていました。
題は『あふげば尊し』?『師の恩』?『告別歌』と変化し、結局元に戻されたようです。
内容が『螢の光』と対(つい)になっているのも、何となく興味があります。
そして、歌詞をストレートに受け取ってみると、時代錯誤・立身出世・儒教道徳的な、といった意見もあり、言葉自体は現代では理解されにくい批判の的になる曲ともいえそうです。
日本語は難しいのです。一番の歌詞で「おもえば、いと疾(と)し」を語感から何となく「いとおしい」と、取り違えていませんか?
「いととし」とは、大変早いという意味だそうです。
そのあとの歌詞、「今こそわかれめ」は、単純に悲しい、寂しい「わかれ目」ではありません。
「こそ」に呼応して「わかれむ」が已然形の「わかれめ」になっている 国語の授業で学習した(と思われる)係り結びなのです。歌には意味があり、理解し気持ちよく歌えなければいけないのでしょうが、涙なしで「いざ さらば」まで到達できなければ、やはり無理かも知れません。
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「今こそわかれめ」は、「別れむ」の已然形「別れめ」です。
学生時代に、「係り結びの法則」というのを学びましたよね。
ですから、「さあ、これが別れ目」ではなく、「さあ、別れよう」という意味です。
同じように「忘るる間ぞなき」も、「ぞ」?「なし」の連体形「なき」で、強意を表す係り結びです。
また、「やよ、忘るな」の「やよ」は、呼びかけや、はやしことばとして発せられる声を表す感動詞です。「やあ」「おい」「やれ」など、これは皆さん 思いのままに読み取って下さい。
スコットランド民謡の西洋的な新鮮さと、和歌のなじみの良さが当時の人々に大いに受け入れられたことと思われます。
近代詩として、今一度じっくり味わっていただきたい!
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